【北海道・道東】キャンプ場おすすめ18選！必須ギアと注意点を完全ガイド

まずは知っておきたい！道東キャンプの魅力と3つのエリアの特徴

北海道の東側に位置する道東エリアは、キャンパーなら一度は訪れたい憧れの地です。手つかずの大自然が広がり、日常の喧騒を忘れさせてくれる圧倒的な風景が広がっています。

エリアごとに全く異なる表情を見せてくれるのが、道東キャンプの最大の魅力！広大な大地が広がるエリア、神秘的な湖沼群に癒されるエリア、そしてワイルドな自然が息づくエリア。

今回はそんな道東を3つのエリアに分けて、それぞれの特徴と魅力をたっぷりご紹介します。お気に入りのキャンプギアを積み込んで、最高の思い出を作る旅に出かけませんか？

十勝エリア：広大な大地とグルメの宝庫

どこまでも続くかのような広大な畑と牧草地、そして雄大な日高山脈。十勝エリアは、まさに北海道らしい風景の中でキャンプを楽しめる場所です。このエリアの魅力は、なんといっても「食」にあります！

新鮮な野菜やお肉といった最高の食材が、そこら中で手に入るんです。仲間や家族と囲むバーベキューや焚き火料理が、格別なごちそうになること間違いなし！

満点の星空の下、美味しい料理とお酒で語らう夜は、最高の思い出になりますよ。日中は牧場体験や川遊びなど、アクティビティも充実しています。

釧路・根室エリア：神秘的な湿原と湖沼群

日本最大の湿原「釧路湿原」や、阿寒摩周国立公園に点在する美しい湖。釧路・根室エリアは、静かで神秘的な自然にどっぷりと浸れる場所です。

霧が立ち込める早朝の湖畔にテントを張り、静かにコーヒーを飲む時間は、まさに至福のひととき。カヌーで湖に漕ぎ出せば、まるで自然と一体になったかのような感覚を味わえるかもしれません。

都会の喧騒から離れて、ただ焚き火の炎を眺めたり、夜空に輝く無数の星を数えたり。心からの癒しとリラックスを求める旅にぴったりのエリアなんです。

オホーツクエリア：世界遺産知床と流氷の海

オホーツクエリアのキャンプは、なんといっても世界自然遺産・知床の大自然が舞台です！手つかずの深い森や断崖絶壁が続く海岸線など、ワイルドで力強い風景が広がっています。

ここはまさに冒険心をくすぐられる場所。ヒグマやエゾシカなど、野生動物との出会いの可能性も高く、自然の厳しさと美しさを肌で感じることができます。

夏の涼しい気候は、快適なキャンプライフを約束してくれます。最高のキャンプギアを揃えて、一生忘れられない体験を探しに行ってみませんか？

【エリア別】道東のおすすめキャンプ場18選

広大な自然が魅力の道東エリアで、キャンプを楽しみませんか？十勝、釧路・根室、オホーツクの各エリアから、魅力あふれるおすすめキャンプ場を厳選してご紹介します。道東ならではの大自然の中で、最高のキャンプ体験を見つけましょう。

【最重要】道東キャンプの3大対策！必須ギアと選び方を徹底解説

①寒暖差・強風対策（テント・寝袋・ウェア）

道東のキャンプで最も注意したいのが、夏でも起こりうる急激な気温の変化と、さえぎるものがない大自然ならではの強風です。日中は半袖で過ごせても、夜や早朝はフリースやダウンが必要になるほど冷え込むことって、実はよくある話なんですよね。

テントは風に強いドーム型やトンネル型がおすすめ。急な天候変化にも対応できる、しっかりとした作りのモデルを選ぶと安心感が違います。

そして寝袋！「夏だから」と油断は禁物です。最低でも3シーズン用、できれば最低使用温度が0℃前後のモデルを用意するのがベスト。ウェアは脱ぎ着しやすい重ね着（レイヤリング）で、体温調節をこまめに行うのが快適に過ごすコツですよ！

②ヒグマ対策（食料管理・熊よけグッズ）

北海道、特に道東の森や山でキャンプをする上で、ヒグマとの共存は避けて通れないテーマです。一番大切なのは、ヒグマをキャンプサイトに「引き寄せない」こと。これが大原則なんです。

バーベキューで使った食材や料理の残り、ゴミなどをテントのそばに放置するのは絶対にNG！匂いに誘われてヒグマが寄ってきてしまいます。食料やゴミは、匂いが漏れないように密閉し、車の中など安全な場所に保管することを徹底してください。

食材の調理時に便利なナイフといえば、ちなみに私たちのショップではフランスのキャンプナイフ「L'ALPAGE ラルパージュ」を取り扱っています。

1859年創業のフランス老舗メーカーが手がけるもので、日本で取扱っているのは当店と一部の取引先のみです。ぜひチェックしてくださいね。

もちろん、熊鈴や熊スプレーといった熊よけグッズの携帯も重要です。しかし、これらはあくまで補助的なもの。まずはヒグマを寄せ付けないための、徹底した食料管理こそが最高の対策だと覚えておきましょう。

③虫対策（ブヨ・アブ・蚊）

豊かな自然が魅力の道東ですが、夏場はブヨ（ブユ）やアブ、蚊といった虫たちの活動も活発になります。せっかくの楽しいキャンプが、虫刺されで台無し…なんて、あるあるですよね？

対策の基本は、長袖・長ズボンで肌の露出を極力減らすこと。さらに、強力な虫除けスプレーや、煙の量が多い「森林香」のようなアウトドア用の蚊取り線香を併用すると効果的です。

また、食事やリラックスタイムを快適に過ごすなら、メッシュスクリーン付きのタープがすごく便利なんです。虫の侵入を物理的に防いでくれるので、川や湖の近くでも安心して焚き火や料理を楽しめます。準備ひとつで快適さが段違いですよ！

アクティビティ・グルメ・温泉で満喫！道東キャンプの楽しみ方

絶景とアクティビティを楽しむキャンプスタイル

道東キャンプの醍醐味といえば、何といってもその雄大な自然を全身で感じられることですよね。ただテントを張って過ごすだけではなく、カヌーや釣り、トレッキングなど、大自然を舞台にした冒険が待っています。

昼は湖や森の風景に癒され、夜は満点の星空を眺める。仲間や家族とのかけがえのない思い出を、ぜひ写真や動画に収めてみてください。北海道の圧倒的なスケール感は、きっと忘れられない旅行にしてくれますよ！

現地調達で楽しむ絶品キャンプ飯

キャンプ旅行の楽しみの一つに、その土地ならではの食材を使った料理がありますよね。特に食の宝庫である道東では、新鮮な海の幸や山の幸が驚くほど手軽に手に入るんです！

キャンプ場へ向かう途中の直売所で買った野菜や、港町で手に入れた海産物でバーベキューなんて最高じゃないですか？焚き火を囲んで、仲間や家族と味わう料理は、まさに絶品の一言。

わざわざたくさんの食材を持っていかなくても、現地調達で十分すぎるほど豪華なキャンプ飯が楽しめる。これこそが、道東キャンプの隠れた魅力だったりするんです。

旅の疲れを癒す周辺の日帰り温泉

実は、道東エリアは温泉の宝庫だって知っていましたか？アクティブに楽しんだキャンプの締めくくりに、周辺の日帰り温泉へ立ち寄るのが、通な楽しみ方なんです。

川のせせらぎを聞きながら入る露天風呂や、森にひっそりと佇む秘湯など、個性豊かな温泉がたくさんあります。大自然の中でかいた汗を流し、疲れた体をじっくり癒す時間は、まさに至福のひととき。

キャンプの思い出を語り合いながら温泉でリラックスする。この体験こそが、旅をより一層快適で思い出深いものにしてくれるので、とてもおすすめです！